鹿児島大学 法文学部 大前研究室 にじいろタウン  JAグリーン鹿児島  「手軽さ」「費用節約」「失敗の回避」のバランスがとれた管理方法を提案します
ダンボールコンポスター解説ページココがツボ!
作り方 意義 容器 基材
設置 投入物 防虫 失敗
ダンボールコンポスターの特性・優位性を理解します。

意義ページの目次 安価で簡単 家族で楽しもう 本サイトの考え方


安価で簡単なダンボールコンポスター 〜ポイントさえ押さえれば、割と適当な管理でも大丈夫
ココがツボ! (当研究室推奨内容) 解説、実証データ、経験則 (推奨理由) 補足情報
★微生物はかなり丈夫です。
★神経質になる必要はありません。
★無償で入手可能な素材の活用を。

ダンボールコンポスターは最高品質の堆肥を作る装置ではなく、誰でも手軽に生ごみを堆肥化できる不思議箱です。 コストがかからないこと、手軽であることを大切にしたい環境配慮行動です。 ですから、過度に神経質にならないで下さい。
ダンボールコンポスターは、どこにでも生息している土壌微生物を活用し、生ごみを分解します。 土壌微生物は強健で、したがって割と適当な管理でも何とかなるものです。

その反面、高品質の堆肥をつくりたい、大量の生ごみを処理したいといったニーズには応えきれません。 あくまでも、家庭で発生する生ごみを家庭で処理し、ガーデニング等に利用するための技術・装置です。

材料は可能な限り安く手に入れ(理想は無償です)、できれば廃棄物を活用し、気軽にダンボールコンポスターを試して下さい。 ただし、いくつかのポイント(ツボ)がありますので、ツボだけは押さえるようにして下さい。 本サイトでは、このツボを紹介しています。
ダンボールコンポスターは、特定の微生物・バクテリアを利用するのではなく、どこにでも生息する土壌微生物を活用します。 一般に、高度に管理された環境でない場合、特定のバクテリアを投入しても、環境が不適合であったり、他のバクテリアが優勢であるなどの理由で、有効には働かないと考えられています。 少なくともダンボールコンポスターに高価な微生物資材は必要ありません。
 ▲最上部に戻る


家族みんなで楽しみませんか 〜実用性だけではなく、楽しくもあり、また学びもあります
ココがツボ! (当研究室推奨内容) 解説、実証データ、経験則 (推奨理由) 補足情報
★楽しい要素が多く含まれています。
★お子様と取り組む利点があります。

生ごみの分解が進むと、場合によっては70度近くの温度が観察されることがあります。 一般のご家庭ですと、常温から40度前後を示すことが多いでしょう。 特にお子様と一緒に取り組めば、生ごみがいつの間にかなくなっていたり、お風呂の温度に近いポカポカを感じたりと、実に楽しめる要素が存在します。

また、自由研究の素材としてはいかがでしょうか。 4月頃から始めれば、夏休みには堆肥として使えるようになり、野菜や花を育てることができます。 さらに計画的に研究を進めれば、前年に堆肥づくりを終え、翌年の春に様々な野菜や花を育てることができ、夏休みには収穫物の調理・試食、様々な加工まで行うことが可能です。
左のグラフは、ダンボールコンポスターに2ヶ月間にわたって生ごみを投入し、基材にデータロガーを複数仕込み、基材温度を計測したものです。 基材温度が70度近くまで上昇していることを示しています。 この驚きが、楽しさにつながり、環境教育効果を高めます。

環境問題や環境活動への関心は、一般に、女性の方が強いようです。 ご家庭、地域、組織でダンボールコンポスターに取り組んで頂ければ、男性の関心を高めることができるように思います。

また、当研究室がダンボールコンポスターに注目した原点は、子どもたちに楽しい環境教育が提供できると考えたことにあります。 未来の主役達である子ども達への教育は大変に重要だと思われます。

当研究室では、子ども向けのサイト「にじいろタウン」を無償提供しています。 ダンボールコンポスターはもちろん、環境問題と食問題にアプローチできますので、ご活用下さい。
 ▲最上部に戻る


本サイトの考え方 〜ダンボールコンポスターは万能ではない
ココがツボ! (当研究室推奨内容) 解説、実証データ、経験則 (推奨理由) 補足情報
★現実的な使い勝手の良さを感じてください。
★環境活動へのきっかけに。
★バランス感覚を最重視した提案をしています。

ダンボールコンポスターは決して万能ではありません。 時として失敗することもありますし、できあがった堆肥が常に高品質だというのは幻想に近いと思います。

コストをかけずに、手軽に生ごみが処理でき、堆肥はちょっとしたガーデニングに使え、なんだか面白くもあり、学びもある。 そんなバランスのとれたダンボールコンポスターが理想だと考えています。

本サイトでは、コスト、手軽さ、失敗回避の3点のバランスを最重視します。
インターネット上の情報は、その信頼性に大きな問題があります。 当研究室が実験過程で書いていたこと、冗談半分で表現したことなども引用・転載され、あたかも真実であるかのように情報が広まっていくこともありました。

したがって、本サイトでは、「コスト」「手軽さ」「失敗回避」のバランスがとれた管理方法を提案しますが、その際に、できるだけ客観的データや実体験を紹介していきます。


 ▲最上部に戻る