鹿児島大学 法文学部 大前研究室 にじいろタウン  JAグリーン鹿児島  「手軽さ」「費用節約」「失敗の回避」のバランスがとれた管理方法を提案します
ダンボールコンポスター解説ページココがツボ!
作り方 意義 容器 基材
設置 投入物 防虫 失敗
ダンボール箱やその成形に用いるテープについて、検討してみましょう。

容器ページの目次 二重構造のダンボール箱 テーピングテープ プラスチック容器はダメ


二重構造のダンボール箱が最適 〜箱を長持ちさせたい
ココがツボ! (当研究室推奨内容) 解説、実証データ、経験則 (推奨理由) 補足情報
★ダンボール箱は、水分調整に有利です。
★二重構造のダンボール箱で強度を確保します。

ダンボールは水分を吸収し、同時に外気への蒸発も助けます。 ただし、過湿状態には大変弱く、雨が当たる等ずぶ濡れになると、耐久性能が大幅に減少します。 ずぶ濡れでは問題外ですが、ほどよく耐久力のある二重構造のダンボール箱が好適です。
語弊がありますが、ダンボールは呼吸してくれます。 基材の水分を吸い、外気に蒸発させるのです。 この働きがあるからこそ、基材管理が楽になるのです。

また、水分を含んだ基材はかなり重くなります。 したがって、強度も必要になります。

そこで好適なのが、二重構造のダンボール箱です。みかん箱が代表例です。 普通の(単層構造の)ダンボールでも、強度があれば、ダンボールコンポスターに利用可能です。 なお、ポテトチップス等のダンボール箱はかなり柔らかく、ダンボールコンポスターには不適です。
重い野菜や果物の梱包には、よくこの二重構造のダンボール箱が用いられています。 また、精密機械や薬品の運搬でも、よく使われているようです。 八百屋さん、電気店、薬局などで譲ってもらうのがよいでしょう。100円ショップで頂戴した経験もあります。

また、普通の(単層構造の)ダンボールでも、かなり強固なものがあるようです(タマネギ用のダンボール箱など)。

なお、ホームセンター等でダンボール箱は売られており、購入する手もあります。
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スポーツテーピングテープを推奨します 〜 ガムテープは問題の原因となりやすい
ココがツボ! (当研究室推奨内容) 解説、実証データ、経験則 (推奨理由) 補足情報
★ダンボール箱の成形や修理にはテーピングテープを。
★通気性の観点が重要です。

ダンボール箱は呼吸しますので、テープにも通気性が求められます。 スポーツ用のテーピングテープが最適で、50mm幅の非伸縮性タイプを推奨します。

なお、通気性のないガムテープや梱包用テープは、基材が過湿となったり、雨に当たった際に、急激にダンボール箱を傷つけてしまいます。
基材が過湿になってしまう、思わず雨に降られてしまったという経験は珍しいものではなく、そうした状況でテープの通気性が問題となります。 通気性のないテープを使うと、その部分のダンボールがふやけてしまい、強度が極端に落ちてしまうのです。 一般に、基材はやや乾燥気味に管理した方が、種々の問題を回避できます。 また、雨に当たる可能性のない場所をお持ちの方もおられると思います。 ガムテープの利用は経験を積めば可能になると考えていますが、推奨はできません。
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プラスチック容器はNGです 〜 呼吸する容器の方が実は管理しやすいのです
ココがツボ! (当研究室推奨内容) 解説、実証データ、経験則 (推奨理由) 補足情報
★プラスチック容器の利用は不可です。

プラスチック容器は、ダンボール箱に比べ、耐水性も耐久性も優れています。 しかし、呼吸しないため、過湿となった基材の管理が難しくなるほか、酸素不足による基材・生ごみの腐敗もあります。
どれだけ丁寧に基材を混ぜようとしても、容器の隅から隅まで混ぜることはできません。 プラスチック容器の場合は混ぜることのできない部分に水分がたまり、酸素が不足、結果として腐敗が始まります。

また、基材が過湿となった場合、プラスチックは水を通さないため、乾燥傾向にもって行くことができません。
発酵には、酸素を必要とする好気性発酵と、酸素を必要としない嫌気性発酵があります。 ダンボールコンポスターは好気性発酵を利用しています。 適度な水分・酸素・温度を維持できるような管理が必要です。

嫌気性発酵はヘドロが生成されるプロセスに相当しています。 EMバケツは嫌気性発酵をうまく利用している例です。
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