鹿児島大学 法文学部 大前研究室 にじいろタウン  JAグリーン鹿児島  「手軽さ」「費用節約」「失敗の回避」のバランスがとれた管理方法を提案します
ダンボールコンポスター解説ページココがツボ!
作り方 意義 容器 基材
設置 投入物 防虫 失敗
どんなものは入れてもいい? 入れてはいけないものは?

投入物ページの目次 投入できるもの 分解が難しいもの 洗剤・たばこ・殺虫剤 投入を避けるべきもの


土に還るもの = 投入できるもの 〜新鮮な生ごみを入れてください  
ココがツボ! (当研究室推奨内容) 解説、実証データ、経験則 (推奨理由) 補足情報
★土に還るものはOKと考えてください。
★繊維質は分解に時間がかかります。

分厚いスイカの皮でも、数日で分解されます。 甲殻類の殻や魚の骨も分解してくれます。 玉ねぎやトウモロコシの皮など繊維質のものは、分解に時間がかかります。

★新鮮なうちに投入しましょう

野菜くずなどが出たら、その都度ボウルなどに入れ、早めにダンボールコンポスターに投入します。 三角コーナー廃止をオススメしています。 生ごみは水分と共にゴチャゴチャ混ざると汚く感じるからです。
難分解といわれる玉ねぎの皮の分解を観察しました。

▼投入初日 ▼投入2週目 ▼投入3週目

少しずつ分解はされているようです。
雑草や枯れ葉、ガーデニングくず等は、投入して大丈夫です。 ただ、分解がかなり遅いものもありますし、雑草の種子は死滅しません。

また、ペット(特に犬猫)の分の処理に使いたいとの相談も良く受けます。 確かに土に還るものではありますが、高温による殺菌効果が期待できないこと、また臭いの問題も生じますので、適してはいないと考えています。
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肉類の骨や貝殻は分解困難です 〜悪さをすることはありません
ココがツボ! (当研究室推奨内容) 解説、実証データ、経験則 (推奨理由) 補足情報
★太い骨や貝殻・種等は分解困難です。
★発酵への悪影響はありません。

貝塚が存在することから分かるように、例えば貝殻は土に還りません。 しかし、投入すること自体には問題ありません。 堆肥として利用する際に、取り除けば良いでしょう。
果実等の皮は、中身を守るため、外側からの攻撃には強い構造を持っています。 内側からの攻撃には弱いので、りんごの皮、スイカの皮なども分解可能です。 トウモロコシや玉ねぎの皮は、外側も内側も同じ構造なので、難分解なのだと理解できます。

大きな魚の丈夫な骨、鶏のもも肉の骨などは、砕く等をしなければ分解は進みません。

固い種子も同じように理解すれば良く、遺伝子をつないでいくために外部からの攻撃には強く作られています。

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洗剤・タバコ・殺虫剤は・・・ 〜微生物はとても丈夫でした! 
ココがツボ! (当研究室推奨内容) 解説、実証データ、経験則 (推奨理由) 補足情報
★洗剤・タバコ・殺虫剤等は、微生物を殺す素材です。
★投入は推奨しませんが、気にするほどでもありません。

微生物が死んでしまうようなものは、投入しない方が良いです。 しかし、微生物が死滅するということは、まずありません。
ダンボールコンポスターを複数用意し、大量の洗剤を入れたもの、大量のタバコを入れたもの、大量の殺虫剤を吹きかけたものの分解能力を観察しました。 結果、いずれも生ごみの分解は進みました。

土壌微生物は大変に強健で、死滅させるというのは大変に難しいのだと思われます。 また、土壌微生物はあらゆる機会を通じてダンボールコンポスターに入って来るということもあるでしょう。

投入して良いと表現することはできませんが、過度に神経質になる必要はないといえます。

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投入を避けるべきもの 〜悪臭が強いものは避けたいところです
ココがツボ! (当研究室推奨内容) 解説、実証データ、経験則 (推奨理由) 補足情報
★生魚やイカの内臓は悪臭の原因です。

そもそも悪臭が強いものは、ダンボールコンポスターに入れない方が良いでしょう。

悪臭はご近所への気兼ねになるばかりでなく、虫が寄ってくる原因となります。
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